サトシがビットコインのアラートキーをギャビン・アンドレセンに引き渡し(2011-04-26)
サトシ・ナカモトの最後の既知のメール。ビットコインネットワークのアラートキーをギャビン・アンドレセンに移譲し、自分を「謎の影の人物」として描くのをやめるよう求め、他のことに移ったと宣言した。
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サトシ・ナカモトの最後の既知のメール。ビットコインネットワークのアラートキーをギャビン・アンドレセンに移譲し、自分を「謎の影の人物」として描くのをやめるよう求め、他のことに移ったと宣言した。
ギャビン・アンドレセンがサトシの最後のメールに返信し、アラートキーを受け入れるとともに、米国情報機関にビットコインをプレゼンするよう招待されたと明かす。サトシは返信しなかった。
マイク・ハーンが Google の不正利用対策チームでの業務について述べ、スパム防止のためにアカウントの担保としてビットコインを使用することを提案し、コインのタイムロックについて質問する。
マイク・ハーンが Apache 2 ライセンスで BitcoinJ をオープンソース公開したと発表し、マークルブランチ検証、スクリプト言語案、トランザクション置換が無効化された理由について質問。
マルミアーカイブ最後のサトシ既知メール(2011年2月22日)。実体はギャビンへの返信——本文は二人称でギャビンに語りかけ、マルッティは三人称で言及する形でパスワード移譲を依頼。
マイク・ハーンが、Android 向け Java SPV 実装に取り組みながら、2100 万枚のコイン上限の由来、10分間のブロック目標、500KB のブロックサイズ制限について質問する。
ギャビンは、フォーラムの DB 配布は登録者の信頼を裏切ると警告。 PGP 暗号化による日次バックアップを支持し、 1GB 未満なら Amazon S3 費用を負担すると申し出る。
サトシ・ナカモトがギャビン・アンドレセンにソースコード管理権を与え、ビットコインプロジェクトのリーダーとして承認。アンドレセンは Bitcointalk フォーラムで移行を公式発表。
マルミの問いに、サトシは「彼は信頼できる、責任感があり、プロフェッショナル」と述べてギャビン・アンドレセンを推薦。12 月 12 日の SVN 譲渡へつながる早期シグナル。
サトシがビットコインの匿名性の主張を控えめにするようマルミに警告し、匿名性と仮名性を区別した——プライバシーへの期待に関する先見性のある警告。
ギャビン・アンドレセンが 2010年5月にビットコインを発見、サトシ・ナカモトとの交流を始めコード貢献を開始。BTC を配布して普及を促すビットコイン・フォーセットを作成した。
Liberty Standard が Satoshi に対し、ビットコインの公式サイトが落ちており、通常ページの代わりに bitweaver の TEST モード警告が表示されていると通知する。
サトシが自動起動とタスクトレイ最小化はネットワーク成長のための「必須機能」であると強調し、初期のファイル共有ネットワークの戦略と比較した。この機能はビットコイン 0.2 でマルミにより実装された。
マルミがビットコインと法定通貨の交換サービスの設立を提案し、価格算定式と収益メカニズムを詳述した。これは最初期のビットコイン取引所の一つと、歴史的な初の BTC-USD 取引につながった。
サトシが IP 70.113.114.209 に接続中と報告し、ボームが接続できなければ発信接続に問題ありと指摘。同 IP は後にテキサス州オースティンのダスティン・トランメルのものと特定された。
ボームの接続問題に対するサトシの率直な回答。他にノードを実行する人がいないかもしれないと認めた。IP アドレスが変わったかを尋ね、新ユーザーが接続できるよう、サーバーをオンラインに保つよう勧めた。
ボームがサトシに、再起動しても丸一日以上ビットコインが接続を確立できなくなったと報告した。7月15日以前は 3〜5 ノードの接続を維持できていた。
サトシがビットコインを表現するため「暗号通貨(cryptocurrency)」という言葉の使用を提案し、サイトから投資に関する表現を削除するようマルミに求めた。ブランディング史の重要瞬間。
サトシがボームに新しいルーターでポート 8333 を転送するよう助言した。オンライン上のノードのいずれも外部接続を受け付けられない場合、ネットワークが機能しなくなることを説明した。
引退した英国の事務弁護士であり初期のビットコインユーザーであるニコラス・ボームが、新しいルーターを設置した後、ビットコインクライアントがネットワークに接続できなくなったとサトシに報告した。
サトシがマルミの FAQ 草案をレビューし、ビットコインを投資として位置づけることに警告した。「そのように売り込むことはできない」と述べた——ビットコインのポジショニングに関する歴史的に重要な姿勢。
サトシがビットコインのエネルギー消費に関する懸念に対処し、従来の銀行システムよりもはるかに少ないと主張しつつ、経済的自由と環境保全の間の緊張関係を認めた。
マルミがビットコインのウェブサイトと FAQ の開発に同意し、パスワード保護された秘密鍵を提案し、ビットコインノードを 24時間 365日稼働させていることを報告した。
ビットコインへの協力を申し出たマルッティ・マルミへのサトシの最初の返信。サトシはビットコインに対するマルミの理解を称賛し、ウェブサイトのコンテンツと FAQ の執筆への協力を求めた。
マルッティ・マルミからサトシへの最初のメッセージ。 anti-state.com フォーラムの Trickstern と自己紹介、ビットコインの開発を手伝いたいと申し出る。
マイク・ハーンがサトシに、Electronic Funds Transfer Act がビットコインに適用される可能性があるか、またチャージバックができないことが違法となるリスクがあるかを質問する。
マイク・ハーンがサトシ・ナカモトに初めて連絡を取り、ビットコインのスケーラビリティ、マイニングハードウェア、インフレスケジュール、コインの額面について質問する。
サトシがハル・フィニーのボットネット指摘に応答し、偽メールボックスがスパマーの POW トークンを回収する「リバース・スパミング」案を提示。e-gold の「ダスティング」問題にも言及。
トランメルが誤ラベルは自分のミスと認め、「Received with」を「Received payment to」に変更する提案を行い、複数受信アドレスに最も近い例として PayPal を挙げた。
サトシがデフォルトラベルは「Your Address」と説明し、誤ラベルは紛らわしい UI に起因すると示唆。支払者ごとに受信アドレスを作る概念には現実世界の類似がない UX 課題を認める。
トランメルが、混乱の原因の「Satoshi」ラベルが自身の受信アドレスに付けられていたと気づき、自宅に複数アドレスありと確認。設定した覚えがないため「Satoshi」がデフォルトかと尋ねた。
サトシが「Satoshi」ラベルはトランメル自身のアドレス帳由来であることを説明。トランザクションは送信者ではなく受信アドレスを示すと解説、支払者ごとに異なるアドレスを推奨。
トランメルが自身の 2 つのビットコインインスタンス間で送った 100BTC について混乱を報告。トランザクションに「Satoshi」ラベルが現れ、サトシの送金かブロック生成由来かを疑問視した。
サトシがウォレット保存場所(%appdata%\Bitcoin)を明かし、トランザクショナル DB(DBM)でクラッシュや停電に安全と説明、次回リリースのソケットクリーンアップ追加も確認。
サトシがトランメルとの会話を bitcoin-list と暗号学メーリングリストに CC。「流行った場合に備え、いくらか手に入れておくのは理にかなっているかも」という有名な一節を含む公開版。
トランメルが職場と自宅の IP は固定と確認、公開 CC に同意、bitcoin-list 参加を表明。ハル・フィニーの後に投資目的でマイニング開始と明かし、マイクロペイメント普及の課題を議論。
トランメルがビットコインアドレスは IP 送金より安全と主張(複数チャネルで検証可能)。データ喪失への懸念、アドレス公開トグル、終了時ソケットクローズの問題を提起。
サトシがトランメルの中間者攻撃分析に応答。攻撃を 2 タイプ(通信経路上、インターネット上の任意の者)に分類、IP 送金の脆弱性を認め、IP とアドレス併用案を提示、ウォレット暗号化に言及。
サトシが動的 IP について議論し、bitcoin-list と暗号学メーリングリストへの CC 許可を求め、送金型メールやマイクロペイメントなどビットコインのユースケースを構想する。
トランメルがビットコインの IP 送金機能の詳細なセキュリティ分析を実施。ARP ポイズニングや ISP レベル傍受などの中間者攻撃の脆弱性を特定し、常にビットコインアドレス利用を推奨。
トランメルがサトシにコイン送金用の IP アドレスを提供し、proof-hashes グループは投稿に制限がないことを説明し、ビットコインの初期の課題について議論し、マイニングをルーレットに例えた。
サトシが v0.1.3 でバグが修正されたことをトランメルに伝え、IP 送金機能を使ってコインを送ることを申し出た。最も初期に知られるビットコインの直接送金の一つ。
トランメルが最も強力なノードがビットコインの大半を生成することを何が防ぐのかを質問――マイニングの中央集権化に関する最も初期の問題提起の一つ。
v0.1.0 から v0.1.3 アップグレード時の 2 問題: 旧プロセス未終了、生成 4 コイン全てが「Generated (not accepted)」。通信バグによる孤立ブロックか、と報告。
トランメルがサトシに自身が運営する proof-hashes Google グループを紹介、クレジット欄表示にフィードバック、v0.1.1 実行中でアップグレード予定、新機能テスト協力を申し出。
サトシがダスティン・トランメルに返信し、コインの成熟システムを説明するとともに、ソフトウェアを安定させたバージョン 0.1.3 へのアップグレードを推奨している。
トランメルがビットコイン初リリース実行後にサトシへ送った最初のメール。公開タイムスタンプサービスへのリンクを共有し、コイン成熟(生成コインのクレジットが 0.00 と表示される件)について質問した。
ダスティン・トランメルがビットコイン初リリース実行後にサトシへ送った最初のメール。使用報告、公開タイムスタンプサービス言及、コイン成熟(0.00 クレジット表示)について質問。
サトシがフィニーに対し、自分のいる場所からは外部からの接続を受け付けられないことを明かした。ビットコインネットワーク最初期における運用上の制約が示されている。
Bitcoin v0.1 リリース週(2009 年 1 月 8〜12 日)のサトシ運用環境を 2 一次資料から読む: 1 月 10 日のフィニー宛「from where I am」、同週の活動密度。
暗号学 ML での公開告知の数時間後、サトシが個人的にハル・フィニーへ Bitcoin v0.1 リリースを通知。SourceForge のリンクと bitcoin.org のリリースノートを案内。
ハル・フィニーがサトシにプレリリース版コードレビュー中に送ったメール。 P2P ノード網の将来規模と、クライアントが世界の金融取引の 100% をスケールできるかを問う。
リリース前のコードレビュー期間中にハル・フィニーがサトシへ送った非公開メール。「どのくらいの規模になると想定しているんだい?数十ノード?数千?数百万?」と根本的な質問を投げた。