ビットコイン・インスティテュートについて
ミッション
ビットコイン・インスティテュートは「サトシ・ナカモトのことなら、ここを見ればわかる」という場を目指しています。サイファーパンク時代からサトシ後の時代に至る一次資料と、それらを繋ぐ編者による読み解きを集約します。
由来
ビットコイン・インスティテュートは、歴史小説 『ジェネシス ― 創設者の消失と約束』 の補助アーカイブとして始まりました。作中では、美咲がビットコイン・インスティテュートを設立します。 いま読んでいるこのアーカイブは、一次資料を保存し、それに基づく編者による読み解きを公開する、現実のオープンソースプロジェクトです。
小説の美咲は、物語の中の創設者であり、アーカイブの編集上の声の源です。 これはフィクションと公開プロジェクトの関係を示すもので、美咲が実在の研究者や著者であるという意味ではありません。
スコープ
一次資料
- サトシ・ナカモトの著述 — すべてのメール、フォーラム投稿、コードコメント
- 会話 — アダム・バック、ウェイ・ダイ、ハル・フィニー、ジェームズ・A・ドナルド等とのメールのやり取り
- ブログ・エッセイ — 参加者本人が自己公開したウェブ文書(ブログ投稿、エッセイ)を逐語保存 — 例: ニック・サボのビットゴールド、ウェイ・ダイの b-money
- ビットコイン改善提案(BIP) — HDウォレット、SegWit、Taprootなど、ビットコインの発展を形作った主要なプロトコル仕様
- ツイート(X / Twitter) — 歴史的に重要な X(旧 Twitter)投稿。元のハンドルを保持したまま逐語アーカイブ。各ツイートへの編集解説は別の編集記事に置き、その記事から一次資料のツイートへリンクする形で構成
- 裁判記録 — 裁判証拠・証言。例: COPA 対クレイグ・ライト裁判
- ビットコインホワイトペーパー — 2008 年 10 月 31 日の最終版 PDF と、2008 年 10 月 3 日の公開前草稿の両方を逐語保存
編者による読み解き
アーカイブが扱う題材に対するビットコイン・インスティテュート自身の執筆。5 種類:
- 編集記事 — 一次資料や出来事(単発のものから複数年にわたる事件まで)を読み解く。回顧、メディア報道、ビットコイン初期の歴史的記録を含む
- 分析ページ — 複数の資料を横断する解釈を展開する
- 人物紹介 — 個人の記録された経歴をまとめる
- 設計書 — ビットコインのプロトコル設計を、全体像からコンセンサス・貨幣設計・暗号・ストレージなど個々のしくみに分けて解説する
- 通貨ページ — 個々のアルトコイン・ステーブルコインのプロトコル設計(供給・合意形成・統治・初期配分)を、ビットコインを基準として単体で読み解く
ここに挙げた一次資料と編者による読み解きは、いずれもヘッダーの「カテゴリ」内にあるタイプ別から一覧できます。
方針
中核方針
- 一次資料に編者の声を混入させない — 一次資料エントリー(メール、フォーラム投稿、BIP、裁判記録等)は内容を忠実に保存し、編者による推測や解釈を加えない
- 編者の読み解きは解釈と明示 — 編者による読み解きは解釈であることを明示し、各主張は出典に基づく
- 出典必須 — すべてのエントリーは検証可能なURLで原文ソースを引用
- 正確性 — コンテンツはオリジナルのアーカイブと照合検証
詳細な方針
- コンテンツの保全 — アーカイブされたコンテンツは、原文ソースが閲覧不能になった場合でも永続的に保持します。出典URLはアーカイブ取得時点のものであり、現在アクセスできない場合があります。
- 複数ソース — 可能な限り、二次ソース(例:Satoshi Nakamoto Institute)を併記し、リンク切れに対する冗長性を確保します。
- タイムスタンプ — すべての日時はUTCです。暗号学メーリングリスト(MailmanアーカイバによりEDT/ESTで表示)のタイムスタンプはUTCに変換しています。BitcoinTalkフォーラムのタイムスタンプはデフォルトでUTCです。日付のみ判明している場合(ブログ記事、裁判記録等)は 00:00:00 UTC として記録しています。Satoshi Nakamoto InstituteのUTC正規化タイムスタンプを主要な参照元としています。
- 訳文中の人名表記 — 日本語版では、一貫性のため人名をUIおよび編集済み本文でカタカナに正規化します。引用文、出典タイトル、組織名、ブランド名、ハンドル名、URLなどは必要に応じて原語表記を保持します。
- エントリー粒度 — 一次資料(メーリングリスト、フォーラム投稿、個人メール、裁判記録)は、1文書につき1エントリーとしてアーカイブします。編者による記事は扱う範囲がタイプによって異なり、単一の出来事を扱う編集記事から、複数資料を横断する分析、サブシステム全体を扱う設計書まで幅があります。
- スレッド構造 — 関連するメッセージはスレッドとしてグループ化されます。各メッセージは個別のエントリーとして保持され、共通のスレッド識別子で紐付けられます。各エントリーの人物欄には、直接のやり取りの当事者(著者と返信先)のみが記載されます。
- 人物紹介 — 主要な人物の紹介は、複数の公開資料を基に編集され、各人物のページに表示されます。人物紹介に記載されたすべての事実は、エントリーの参照元に検証可能なソースURLが記載されています。
ソース
コンテンツは公開されているアーカイブから収集しています:
- 暗号学メーリングリスト (metzdowd.com)
- サイファーパンクメーリングリスト・アーカイブ (cryptoanarchy.wiki)
- Bitcoin-list メーリングリスト (sourceforge.net)
- BitcoinTalk フォーラム
- P2P Foundation (Wayback Machine、原サイトは閉鎖中)
- SourceForge Bitcoin リリース
- ビットコインホワイトペーパー (bitcoin.org)
- Martti Malmi's Satoshi Email Archive
- Gwern's Archive (Wei Dai / Satoshi Nakamoto メール)
- Bitcoin Magazine (Adam Back / Satoshi Nakamoto メール)
- Mike Hearn's Published Satoshi Emails (plan99.net)
- COPA v Wright 裁判証拠
- ビットコイン改善提案(BIP)
- Satoshi Nakamoto Institute(二次参照元)
引用方法
推奨する引用形式と技術的な読み解きの固定出典マップは、 アーカイブの引用方法にまとめています。
コントリビュート
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