ビットコイン初の​為替レート — 1 ドル = 1,309.03 BTC

人物: NewLibertyStandard

電気メーターの文字盤から破線の矢印が手書きの費用計算メモへとつながり、さらに輝く抽象的なコインへと続いていく。下部には交換を示す小さなバッジが添えられている。

2009年10月5日、NewLibertyStandard がビットコイン史上初の為替レートを公開した。

1 ドル = 1,309.03 BTC (1BTC あたり 0.00076 ドル)

2026年7月時点の価格は 1 BTC あたり約 6.4 万ドル(約 1,040 万円)で、当時 1 ドルで買えた 1,309.03 BTC は約 8,400 万ドル(約 136 億円)に相当する。

計算方法:1.00 ドルを CPU 高負荷のコンピューターを 1年間稼働させるのに必要な平均電力量(1,331.5 kWh)で割り、前年のアメリカの平均住宅用電気料金(0.1136 ドル/kWh)を掛け、12ヶ月で割り、過去 30日間に生成されたビットコイン数で割る。

つまり、ビットコインの最初の価格は生産コスト、すなわちコインをマイニングする電気代であって、買い手と売り手が決める市場価格ではなかった。これは、サトシ自身が 6 週間前に説いていたのと同じ価格算定の原理である。マルッティ・マルミの取引所提案へのフィードバックとしてのことだった。市場が生まれたあとこの関係がどうなったか、そしてサトシが 2010 年 2 月に予言したとおり因果がどう逆転したかは、価格と生産コストの分析が辿っている。

その直後の 2009年10月12日、マルッティ・マルミが NewLibertyStandard に PayPal 経由で 5,050 BTC を 5.02 ドルで売却した。これがビットコインと法定通貨の最初の既知の交換だった。

2025年の 10 万ドル超の価格では、その 5,050 ビットコインは 5 億ドル以上の価値がある。