ビットコイン・インスティテュート

クレイグ・ライト​「並外れた​主張には​並外れた​証明が​要る」​(drcraigwright.net、​2016年5月)

昨日、アンドレアス・アントノプロスがRedditに素晴らしい投稿を載せた。

アンドレアスは極めて重要なことを言っており、繰り返す価値がある。「サトシ・ナカモトが誰かは重要ではないと思う」。

彼はまったく正しい。

ビットコインのコミュニティにとって、それは重要ではないし、重要であってはならない。

ビットコインの起源を明るみに出したいという私の関心が、結局のところ、紛れもなく自分本位なものであることは否定できない。これが重要であるべき人間は、私ひとりだけだ。昨年12月、私の正体が「暴かれた」記事が出たあとも、私はまだ沈黙を守れると信じていた。匿名の中に退き、連絡を断ち、口を閉ざしていれば、嵐はやがて過ぎ去り、生活は元に戻るとまだ信じていた。私は正しくもあり、間違ってもいた。話題はやがて退いたが、その前に風向きが「変わり」、詐欺と作り話だという申し立てが(私と家族への個人的な脅しや中傷は言うまでもなく)私につきまとった。

もう後戻りはできないと、今はわかっている。

だから、前へ進むには、突き抜けるしかない。

アントノプロス氏の投稿は、サトシが身元を証明したいなら「……そのために『権威』は要らない。公の、開かれたやり方で証明できる」とも述べている。これはまったくそのとおりだが、必ずしもそれで十分というわけではない。私は初期の鍵を使えることを証明できるし、ビットコインを動かすことで証明するつもりだ。だがそれは、これほど並外れた主張にとって、必要条件ではあっても十分条件ではないはずだ。

だからこそ、私は何週間も前にギャビンと話したかった。2010年、ビットコインを育てて命を吹き込んでいたあいだ、私たちは直接やり取りしていたので、ギャビンは特別な立場にいた。ギャビンなら、あのメッセージや議論の中身を覚えていて、私たちの言い合いや初期のやり取りを思い出すだろうとわかっていた。ギャビンと最初に話したかったのは、彼の権威に訴えるためではなく、彼に知ってほしかったからだ。彼にはその借りがあった。私たちの関係を取り戻せることが、私にとっては大切だった。メッセージに署名したりビットコインを動かしたりするだけでは、ギャビンにとって決して十分ではなかっただろう。

そして、他の誰にとっても十分であってはならない。

だから、これから数日のうちに、この並外れた主張の土台となる一連の記事を載せていく。私に向けられた偽りの申し立ての一部に答える、独立に検証できる文書と証拠を載せ、初期のブロックからビットコインを送金する。

どれほど高い証明の基準を示しても足りず、どんな証拠も捏造や操作として退けられてしまう人々もいる。それが信念というものであり、この流れに逆らって泳いでも無駄だろう。

疑ってかかるべきだ。問いただすべきだ。私ならそうする。

私が「並外れた証明」だと信じるものを示し、それが独立に検証されることだけを求める。

結局のところ、私にできるのはそれだけだ。

原典の外部ソース

https://web.archive.org/web/20160503160003/http://www.drcraigwright.net/extraordinary-claims-require-extraordinary-proof/
元のURLは現在、craigwright.netのトップページへ転送される。本文は2016年5月3日のウェイバックマシンの記録に拠る。記事の見出し画像は記録されていない。