ビットコイン・インスティテュート

ニコラス・ボームから​サトシへ​:添付、​bc014、​Eraserの​「報告」​(2009-01-31)

1.添付ファイルの問題

bc014はダウンロードして動かせましたが、添付ファイルのことは報告しておいたほうがよいと思いました。

昨日1月30日にいただいたメールは次のもので、これだけです。どれにも添付ファイルはありませんでした。

22時51分(GMT)

サトシ・ナカモトのメール(2009年1月30日22:51 UTC)
ニコラス・ボームのメール(2009年1月30日21:54 UTC)
サトシ・ナカモトのメール(2009年1月30日20:21 UTC)

直前のメールで0.1.4のファイルを送り直した。それには、表に出ていなかったバグの修正も入っている。消去法で、そちらで起きていたのはこれかもしれないと思っていたのだが、Eraserのことを聞いてからは、Eraserとディスクの空きに関係していた見込みのほうが高いと思う。

どうやら、私たちは同時に私のメールのデバッグもしているようだ。

サトシ・ナカモトのメール(2009年1月30日22:51 UTC)

そのようです。いただいたメールで見つかるのは、上のものとvistomailからのものの二通だけで、どちらにも添付ファイルがありません。(迷惑メールの隔離フォルダーももう一度確かめました。)

ですので、何かおかしなことが起きています。

よろしくお願いします。

Nicholas

サトシ・ナカモトのメール(2009年1月30日22:51 UTC)

明らかに、どちらかの側が添付ファイル付きのメールを止めている。gmxから送った約15分後(約2時間前)に、同じファイルをvistomailからも添付して送った。vistomailからは、これまでに何度も、ほかの人に同じような添付ファイルを送れている。

このメールは確実に届くよう添付ファイルなしで送るが、このあと、送り方を変えてもう一度試す。

  1. デバッグ情報を取り除き、rarのファイルの大きさを7.8MBから1.6MBに減らす。
  2. 長いファイル名やピリオドが問題の場合に備えて、bc014.rarに名前を変える。
  3. gdb.exeを入れない。

そのあと、exeのファイルが嫌われている場合に備えて、bitcoin.exeをbitcoin.datに名前を変えたbc014a.rarを送る。

それから、vistomailからbc014.rarを送る。

Satoshi

23時04分

サトシ・ナカモトのメール(2009年1月30日23:04 UTC)

bc014.rarとbc014a.rarをgmxから送った。今度はvistomailから、bc014.rarを添付して送る。

23時13分

サトシ・ナカモトのメール(2009年1月30日23:13 UTC)

bc014.rarとbc014a.rarをgmxから、bc014.rarをvistomailから送った。どれか届いた?

すべて届かなかった場合に備えて(知らせてほしい)、次の場所にもアップロードした。http://www.upload.ae/file/14497/bc014-rar.html

Satoshi

…

とても奇妙です。ほかの人からの添付ファイル付きのメールは受け取れていて、大きさもファイル名も関係ないようです。NOD32はもうビットコインをウイルスとして検出しません(NOD32の更新のためだと思います。ほとんど毎日1、2回更新が来ます)。いただいたメールは迷惑メールの隔離フォルダーにもありません(とはいえ、念のため両方のアドレスを許可リストに入れました)。途方に暮れています。

2.ビットコイン014

ダウンロードはうまくいき、古い実行ファイルを新しいものに置き換えただけです。何の問題もなく動いています。

3.Eraser

いつものEraserの作業をすべて動かしましたが、ビットコインに問題は起きませんでした。

空き領域を消去する作業なら、Eraserはディスクを埋めるかもしれませんが、150GBのドライブが2台あるととても時間がかかるので、いつもはやっていません。消去の作業は2分もかからず、ディスクの空きを使い切るとは思えません。

最近システムに加えた変更は、スワップファイルの不具合らしきものを直したことだけです。システムに認識されていなかったようですが、今は認識されています。とはいえ、RAMが2GBあれば、それが問題になったでしょうか?

…

どうやら、エラーがもっと溜まるのを待つしかなさそうです!

それまでの間、いろいろお返事をありがとうございました。ほかに試してほしいことがあれば、ぜひお知らせください。

よろしくお願いします。

Nicholas

原典の外部ソース

https://eth.loan/pdfs/20090131-Reporting-110689.pdf
COPA対クレイグ・ライト裁判で、ニコラス・ボームの証人陳述書に証拠NB1として付けられた記録。ボームが自分のMozilla Thunderbirdから書き出したサトシとのメールで、2023年7月に提出され、2025年1月にdecashed.ethが公開した。時刻は、ボームのメールソフトが示す英国の時刻をUTCに直したもの。ボームの署名欄の住所と電話番号は載せていない。