7.3.2. 「サイファーパンクがPGPに夢中なのはなぜか」
- 皮肉なことに、私たちの最初の会合は1992年9月で、PGP 2.0の公開と数日のうちに重なった。アーサー・エイブラハムが、レーザープリンターで刷ったラベルまで付けた2.0のディスケットを用意してくれた。バージョン2.0は、本当に役に立つ最初のPGPだった(そう聞いている……配布の限られたバージョン1.0を、私は試したことがない)。だからPGPとサイファーパンクは歴史を分かち合っていて、フィル・ジマーマンも実際の会合に何度か来ている。
- 実用的で、使えて、わかりやすい道具。わりと簡単に使える。それに比べて、ほかの多くの成果はもっと抽象的で、趣味の人や素人が使えるようにはなっていない。それだけでもPGPには名誉ある地位が約束される(そして、ほかの道具の開発者にとっての教訓にもなるかもしれない)。
