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Subject: penet.fi closing down
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Date: 30 Aug 1996 09:49:40 -0700
Organization: Unaffiliated Fans of Nizkor, http://www.nizkor.org/
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Sender: llurch@Networking.Stanford.EDU
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-rich
プレスリリース1996年8月30日
ヨハン・ヘルシンギウス、インターネットのリメーラーを閉じる
ヘルシンキのヨハン・ヘルシンギウスは、インターネットのリメーラーを閉じることを決めた。いわゆる匿名のリメーラーで、50万人を超える利用者を持つ、世界でいちばん人気のあるリメーラーだ。
「フィンランドでは、インターネット全体にかかわる法律の問題がまだ定まっていないので、当面のあいだリメーラーを閉じる。利用者の法的な保護をはっきりさせる必要がある。いまのところ、インターネットのメッセージのプライバシーは、法の上ではっきりしていない」
匿名のリメーラーの考え方は、利用者の身元の秘密を守ることにある。リメーラー自体はメッセージを保存せず、メッセージを送る通り道の役をする。リメーラーは、元の送り手の身元を付けずにメッセージを転送する。
フィンランドは、インターネットの利用で先を行く国の一つだ。だから、フィンランドで下される決定と変化は、どれも国際的に広い関心を呼ぶ。
「私は3年あまり、自分の時間でこのリメーラーを作り、保ってきた。多くの時間と力を取られた。この3年でインターネットは大きく変わった。いまでは世界に数十のリメーラーがあり、同じようなサービスを提供している」
「リメーラーのために、私自身も3年のあいだ標的にされてきた。根拠のない非難は、仕事にも私生活にも響く」とヨハン・ヘルシンギウスは言う。
ヘルシンギウスは、リメーラーを閉じることが、インターネットの人々のあいだで大きな議論を呼ぶと見ている。「こうしたリメーラーのおかげで、人々は、家庭内の暴力や学校のいじめ、人権の問題のような、とても繊細なことを、インターネットの上で、匿名で、秘密を守りながら話し合えた。その人たちにとって、リメーラーが閉じるのは深刻な問題だ」とヘルシンギウスは言う。
児童ポルノの主張は誤りと判明
英国の新聞オブザーバーの先週日曜の号は、このリメーラーが児童ポルノの画像を送るのに使われてきたと主張した。この主張はフィンランドの警察が調べ、オブザーバーの主張には根拠がないとわかった。
ヘルシンキ警察の犯罪捜査課の巡査部長カイ・マルムベリは、コンピューターの犯罪の捜査を専門にしている。マルムベリは、ヨハン・ヘルシンギウスがすでに1年前に、画像を送れないようリメーラーの働きを制限していたことを確かめている。
「インターネットの児童ポルノの本当の量を見積もるのは難しい。だが、一つははっきりしている。フィンランドから児童ポルノの画像が送られた例は、一つも見つかっていない」とカイ・マルムベリは言う。
基本の決まりをはっきりさせる必要がある
フィンランドではいま、いくつかの大きなネットワークのプロジェクトが進んでいる。通信省が進めるTIVEKEのプロジェクトや、財務省が進める情報社会フォーラムのプロジェクトなどだ。ヨハン・ヘルシンギウスは、これらのプロジェクトの作業に加わっている。プロジェクトは、ネットワークの政治的・社会的な問題と、その長い目で見た影響を見積もる。これらのプロジェクトには、目先の決定を助ける、日々の実際の作業の支えも要る。
ヨハン・ヘルシンギウスはいま、ネットワークの日々の決まりづくりで先に立とうとしている。インターネットにかかわる倫理と市民の権利の問題について、実際の課題を話し合う作業部会を作りたいと考えている。
「インターネットの専門家に、市民団体と当局の代表を加えた作業部会を作ってみる。作業部会は、ネットワークの実際の運用の方法や、ネットワークの悪用のような問題について、立場を示せるだろう。この作業部会の成果が、ネットワークの発展を支えることを願っている」とヘルシンギウスは言う。
詳しくは次の連絡先へ。
Johan Helsingius
Oy Penetic Ab
tel. +358 0400 2605
e-mail: julf@penet.fi
