ビットコイン・インスティテュート

サトシから​ニコラス・ボームへ​:%appdata%\Bitcoinを​バックアップし、​Eraserが​ディスクを​埋めたのかもしれない​(2009-01-30)

それはありがたい。

ディレクトリーは”%appdata%\Bitcoin”だ。 空白を含むので、引用符が要る。cd “%appdata%\bitcoin”

XPなら、ふつうは次の場所になる。C:\Documents and Settings\[username]\Application Data\Bitcoin

そのディレクトリーを丸ごとバックアップしてほしい。データのファイルはすべてそこにある。一時ファイルはない。

見たところ、Eraserが消すのは、使われていない領域のほかは、知っているいくつかのディレクトリーだけのようだ。Windows Temporary Filesが何であれ、それとインターネットのクッキーだ。消すファイルを推し量ってディスクを走査する、というのは考えにくい。

何が起きたか分かった気がする。おそらく、削除した領域をすべて上書きするために巨大なランダムデータのファイルでディスクを埋め、ビットコインのディスクの空きがなくなったのだ。

ディスクがいっぱいかどうかの確認は、次のリリースで入る。送ったbitcoin-0.1.4-debug.rarには、もう入っている。ぜひそちらに切り替えてほしい。Eraserを動かして、ビットコインがディスクがいっぱいだという警告のダイアログを出せば、何が起きたかの裏付けになる。

次にEraserを動かす前に、%appdata%\Bitcoinのディレクトリーは必ずバックアップしてほしい。

Satoshi

ニコラス・ボームのメール(2009年1月30日15:50 UTC)

予定していたEraserの作業をやめてから、ビットコインは障害なく動き続けています。

ビットコインがどの一時フォルダーを使うのか教えていただければ、一回ずつ作業を試して、障害を再現できるかやってみます。

(貯まったビットコインを守るには、どのファイルやフォルダーをバックアップすればよいのかも知りたいです。)

よろしくお願いします。

Nicholas

原典の外部ソース

https://eth.loan/pdfs/20090130-Re_Bitcoin%20Problems-93522.pdf
COPA対クレイグ・ライト裁判で、ニコラス・ボームの証人陳述書に証拠NB1として付けられた記録。ボームが自分のMozilla Thunderbirdから書き出したサトシとのメールで、2023年7月に提出され、2025年1月にdecashed.ethが公開した。時刻は、ボームのメールソフトが示す英国の時刻をUTCに直したもの。ボームの署名欄の住所と電話番号は載せていない。このメールのPDFでは、ti・tt・ft・fiの文字の組が欠けていたので、補った。