メールチェーンの 3 通目で、サトシはアダム・バックがウェイ・ダイの b-money 提案を紹介してくれたことに感謝した。アーカイブの分析記事でもサトシの自己言及として既に引用されている、歴史的に中核となる一文は次の通り。
ありがとう、b-money のページは知らなかったが、私のアイデアはまさにその点から始まっている。
この一文は、サイファーパンクからの独立した到達についての分析とビットコインの設計系譜分析の双方を支える一次資料の一つである。サトシは独自に設計空間に到達しており、b-money の存在は前日のアダム・バックの紹介を通じて初めて知った。
同じメールには、引用年を確認するためにサトシがウェイ・ダイに直接連絡する予定であることも書かれていた。その連絡は翌日に送信されることになる(2008年8月22日サトシ → ウェイ・ダイ)。b-money はその後、ビットコインホワイトペーパーの参考文献 [1] として加えられた。