Re: Hashcash の引用 —— MicroMint 論文の提案

メールチェーンの 4 通目で、アダム・バックは関連する別の論文として、ロン・リベストとアディ・シャミアによる「PayWord and MicroMint」(1996年)を紹介した。この論文は、Hashcash やビットコインが用いる部分的プリイメージではなく、デジタルコインの希少性のために k-way ハッシュ衝突の抽出を提案するものだった。バック自身が後に Cointelegraph のインタビューで「おそらく人生最大の失敗だった」 と振り返ることになる、中核的な自己告白の一文は次の通り。

すまない、君の論文はまだ読めていない、

最初にサトシが連絡を取った人物の一人であったにもかかわらず、バックはこの時点で添付草稿に踏み込まなかった。メールチェーンはここで約 5 か月間途絶え、ビットコイン v0.1 公開の翌日である 2009年1月10日にサトシが再び書き送ることになる。バックが積極的にビットコインに関わるようになったのは 2013 年以降で、その遅延の経緯はアダム・バックの伝記に詳しい。

原文ソース

https://bitcoinmagazine.com/technical/bitcoin-adam-backs-complete-emails-satoshi-nakamoto

他のアーカイブ

  • COPA v Wright Trial Evidence (2024年2月、ロンドンで行われた COPA 対クレイグ・ライト裁判において証拠として提出された。アダム・バックの第二証人陳述書(文書 C/21)に 5 通の完全なメールチェーンが含まれていた。論文を読まなかったことへの後悔は Cointelegraph のインタビューで語られた)
  • Cointelegraph - Adam Back on Satoshi Emails