ビットコイン・インスティテュート

ビットコインv0.3.12が​SourceForgeで​リリース

濃紺の背景に描かれた技術イラストで、「v0.3.12」と記された傾いたリリースタグが、様式化されたオープンソースリポジトリのパネルの上に置かれている。右側にはウォレットファイルのアイコン2つがコピーの矢印でつながり、その隣に稼働中のノードを示す小さなアイコンが添えられている。下段の端末パネルでは、エラーメッセージが丸みを帯びたエラーコードのバッジへと変わる様子が描かれ、下部には低い稜線状の図形とキャプション文がある。

ビットコインv0.3.12は2010年9月7日にSourceForgeでリリースされた。v0.3系に続く一連の迅速なアップデートの一つである。

v0.3.12の主な変更点:

  • JSON-RPCが数値のエラーコード付きの標準エラーオブジェクトを返すようになり、コマンドラインのJSON-RPCクライアントも対応する終了コードを返すようになった(ギャビン・アンドレセンの貢献)
  • 新しいbackupwallet RPCコマンドが追加され、ノードを停止せずにwallet.datをコピーできるようになった
  • さまざまなバグ修正とパフォーマンスの改善
  • ネットワークプロトコルの改善

backupwalletは実用的だが部分的な改善にとどまった。新しい鍵が生成されるたびに手動でバックアップを取り直す必要は、依然として残っていたためだ。この問題を実際に解消した、事前生成100鍵のキープールがリリースされるのは翌月のv0.3.14を待たねばならなかった。キープールの仕組み全体はウォレット設計のエントリーを参照。

2010年9月の時点で、サトシはまだ自らリリースを出していたが、その同じ月に、ギャビン・アンドレセンへ「他のプロジェクトに取り組む」と私的に伝えていた。サトシからアンドレセンへのこの私的な通知は、2010年10月から2011年4月まで段階を踏んで進む引き継ぎの最初のシグナルである。