マルティエン・ファン・ステーンベルゲン

ビットコインの通貨供給量についてサトシに質問したアジャイルコーチ

2,100 万で頭打ちになった金貨の山と、上部に疑問符が浮かぶ点線の未完成の山を並べた図。顔のない人型のシルエットと小さな建物のアイコンが曲線で結ばれ、5 週間の間隔を示す年表がその下に配置されている。

2009 年 2 月 12 日、オランダの P2P リサーチコミュニティの一員、マルティエン・ファン・ステーンベルゲンがサトシに質問した —— ビットコインは通貨供給量に上限があるのか、それとも取引のたびに新規発行されるのか。サトシ・ナカモトは同日返信した:

「通貨供給量には上限がある。流通量は 21,000,000 コインだ。取引は所有権を移転するだけだ。」

サトシは同じ 2,100 万枚の上限を、これより 5 週間前の 2009 年 1 月 8 日のリリース告知(「総発行量は 2,100 万コインになる」)で既に述べていた。今回の返信は、供給に上限があるのかどうかを直接尋ねられて確認した、という点で初めてだった。ファン・ステーンベルゲンはオランダのアジャイル・リーントレーナーで、組織変革コンサルティング企業 AardRock の創業者。

サトシとのやり取り

2009年2月12日、ファン・ステーンベルゲンはサトシ・ナカモトP2P Research メーリングリストでのビットコイン発表に対し、二つの重要な技術的質問で返信した。ビットコインがデビッド・チャウムの匿名デジタルマネーシステムに似ているかどうか、そしてビットコインに通貨供給量の上限があるのか、それとも取引時に通貨が生成されるのかという質問である。

サトシは同日中に返信し、1 か月前に初めて公にした上限を、今度は直接の質問への回答という形で改めて述べた。

「通貨供給量には上限がある。流通量は 21,000,000 コインだ。取引は所有権を移転するだけだ。」

2月13日の続くやり取りでは、ファン・ステーンベルゲンがリップル、プロトコル仕様、ビットコインが自己組織化的な通貨モデルをサポートできるかについて質問した。サトシはビットコインをプログラム可能な P2P ソーシャル通貨のための「基盤であり第一歩」と述べ、Pekunio やレピュテーションベースのシステムとの関係を議論した。

意義

質問したのはアジャイルコーチであって、暗号学者ではない。場も P2P リサーチのメーリングリストで、サイファーパンクの集まりではなかった。ビットコインの最初のリリースからわずかひと月で、その通貨設計はすでに、それが生まれた界隈の外から問われていた。そして、1 か月前に一度公にした上限を、一対一の直接のやり取りの中で改めて言葉にさせたのは、彼のような率直な問いだった。

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