ジョシュア・デイヴィス著『The Crypto-Currency』、The New Yorker、2011年10月10日より:
ダン・カミンスキーは一流のインターネットセキュリティ研究者であり、ビットコインのコード(当時約31,000行)を調査した。
「初めてコードを見た時、絶対に破れると確信した」とカミンスキーは語った。
「全体のフォーマットは正気の沙汰ではなかった。世界で最も偏執的で、最も几帳面なコーダーでなければ、ミスを避けることはできないだろう」
彼はすぐにシステムを侵害する9つの方法を特定し、コードへの攻撃を開始した。だが適切な場所を見つけた時、そこにはメッセージが待っていた:「Attack Removed」(攻撃は除去済み)。同じことが何度も繰り返され、カミンスキーを激怒させた。
「美しいバグを見つけた」と彼は言った。「だがコードを攻撃するたびに、問題に対処する一行があった」
「彼はワールドクラスのプログラマーであり、C++プログラミング言語を深く理解している」とカミンスキーはビットコインの作成者について語った。「経済学、暗号学、P2Pネットワーキングを理解している」
「チームで作ったか、天才の仕業だ」
カミンスキーは 2011 年 8 月の Black Hat USA 2011(ラスベガス)でもビットコインの分析を発表した。同じ Black Hat の場で、3 か月前に亡くなったレン・サッサマンへの ASCII アート追悼をビットコインのブロックチェーンに埋め込んだ件も別途公開している。2013 年には CoinDesk に対し「コア技術は実際に機能しており、誰もが予測したわけではない程度にまで機能し続けている」と語った。
カミンスキーは 2008 年に重大な DNS 脆弱性を発見したことで有名だった。2021 年 4 月 23 日に亡くなった。