それから、ブロック数が増え、ノード数も増え続けるにつれて、リスクが減衰していくケースもある。既存のコインに対して、新しいコインがマネタリーベースに占める割合は時間とともに小さくなっていく。分裂以降に生成された不正コインを掴むリスクも時間とともに増えるとはいえ、相対的には遠い話で、これから 120年のあいだにゼロに近づいていく。だがリスクは線形にではなく、対数的にゼロへ近づいていく。
ここで言いたいのは、ビットコインが普及するころには、ネットワーク障害中に不正コインで取引してしまうリスクは、ビットコインの人気が高まるにつれて低下する、かつブロックチェーンが時間とともに成長することによっても単純に低下する、ということだ。