
サイファーパンクメーリングリストより、1996年2月5-6日:
「昨年の投稿で、ラビンの情報分散スキームが信頼性の低いリメイラーネットワークを経由して大きなファイルを送信するのに有用だと提案したことのフォローアップとして、 自分の Crypto++ライブラリ から Disperse/Collect というシェアウェアパッケージを作成した。Disperse はファイルを冗長なピースに分割し、base 64 でエンコードする。Collect はそれらをデコードし、元のファイルを再構成する。このソフトウェアは私のホームページ
http://www.eskimo.com/~weidaiからダウンロードできる。」
1996 年初頭までにウェイ・ダイは Crypto++ 暗号ライブラリを含む複数のソフトウェアプロジェクトを公開していた。
Crypto++ は後に Bitcoin v0.3.6(2010 年 7 月)にサトシ自身がサブセットを取り込み、SHA-256 と一般依存ファイルを SVN に追加してハッシュ計算を高速化した — つまりウェイ・ダイのコードはビットコイン本体の直接の依存関係としてコードベースに入っている。Crypto++ は Microsoft Office Groove や LastPass などの商用製品にも採用された。この同じコード依存はウェイ・ダイのサトシ同定仮説分析でも扱われており、そこでは SSE2 最適化はサトシ単独ではなく BitcoinTalk のメンバー BlackEye による提案だったとしている。